紛争後の復興(アフガニスタン奨学プロジェクト)

過去のフェローシップについては、下記の年別リンクを参照してください(英語)。
2004|2005|2006|2007|2008|2009|2010|2011|2012
このフェローシップについて
このフェローシップは、アフガニスタンの政府職員・学識者・専門家のリーダーシップやマネジメントスキル・専門的スキルを伸ばすことを目的とし、8ヶ月のプログラムとして実施されます。紛争後の復興という広島の教訓を共有し、このフェローシップでは組織の発展や変化、プロジェクトの計画とマネジメント、人材育成・管理といった重要なテーマについて議論します。
目的
このフェローシップの長期目標は次の2点です。
- アフガニスタン政府幹部がフェローシップで得た知識を生かし、各省での改革を着実に進めることを支援する。
- 地域あるいは国全体のレベルでの能力開発や訓練を計画・実施する際に力となる、お互いに信頼でき能力も高いフェローシップ修了生のコミュニティをアフガニスタンにおいて構築する。
活動内容
(ワークショップとウェブセミナー)
フェローシップ期間中には、他のトレーニングと交互になる形で3つのワークショップが開かれます。これに加えて、人材育成及びマネジメントについて学ぶ手段として、5つのウェブセミナーが開かれています。フェローシップで取り上げるトピックについてはある程度参加者の希望を反映したものですが、おおむね以下のとおりです。
- 組織の発展と改革
- プロジェクトの立案と計画書作成
- プロジェクトのマネジメントと報告
- 会計・予算
- 発展と改革のためのリーダーチーム及び助言者
- チームの立ち上げ及びチームワーク
- コミュニケーション能力
- 戦略的計画
(メンターとコーチ)
メンターやコーチは、フェローから構成されるグループを最低でも1グループ監督しています。メンターを務めるのは、様々な国や分野で活動する実務家や学識者です。メンターは、フェローたちが専門分野における目標を達成できるよう支援し、成果に対してはフィードバックを行い、必要があれば具体的なアドバイスをします。コーチは過去に行われたフェローシップの中で最も優秀であった修了者の中から選ばれ、アフガニスタンにおいて助言役として活躍しています。
(コーチになるための指導)
コーチへの指導・サポートプログラムとして、2007年からコーチになるための指導プログラムを提供しています。熱心で有能な修了生たちをコーチに選び、コーチになるための適切な指導やその準備を行うことは、フェローシッププログラム成功の要となっています。
(チームプロジェクト)
それぞれの専門分野の背景を基に、フェローシップ参加者たちはグループに分かれ、フェローシップの中核となる適切なチームプロジェクトを掲げます。こうしたプロジェクトはフェロー自身の活動や専門分野に関係しているものであり、訓練・能力育成といった様々な観点から、組織の発展や課題について研究します。
(教育機関による認定制度)
テキサス大学オースティン校は2006年より、フェローシップの修了者に対して、大学院の単位を3単位認定しています。
(リーダーシップとメンタリングに重点を置いたカリキュラム)
ユニタールではリーダーシップやメンタリングに関連した方法論やスキル向上に焦点を置いています。フェロー一人ひとりが自分が働く省庁や組織での組織・人事に関する部署に貢献できるリーダーやファシリテーターになれる能力を身につけることを目的としています。フェローシップのカリキュラムが「学習者の意欲に基づくもの」であり、人事管理や組織改善の「ツールボックス」であることはプログラムの要となっています。
(様々なトレーニング方法)
フェローシップでは一連のスキルアップを目的とした活動の中で、様々なトレーニング方法を採用しています。例として、現地でのワークショップやスタディートリップ、メンター・コーチ・フェロー間のコミュニケーション、チームプロジェクト、通信教育などが挙げられます。



