イラク政府職員を対象としたトレーニングプログラム

イラク政府職員を対象としたトレーニングプログラム

26名のイラク石油省高官を対象としたトレーニングプログラムが、2013年3月16日から29日にかけて行われました。参加者は同省の石油精製会社で働く工学・地質学・化学の専門家でした。リーダーシップと計画作成に焦点をあてたこのプログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)との共催により、広島で9日間、東京で3日間実施されました。

広島でのプログラムでは、参加者は自分の部署や組織のリーダーとしての役割に着目して、プレゼンテーションや演習に取り組みました。また、広島平和記念資料館へのスタディツアーや被爆者講話にて、1945年8月6日に起きた出来事の概要や広島での戦後復興政策およびその過程について学びました。また参加者たちは世界遺産である厳島神社も訪問しました。加えて、スタディツアーでは、地域社会参加型公共事業の例である広島市中工場や広島県自治総合研修センターを訪問し、湯﨑英彦広島県知事との会談も行われました。

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広島でのプログラム終了後、参加者たちは愛知県にある出光興産の製油所を見学し、その後東京にある駐日イラク大使館でのイベントに参加しました。イラク大使であるルクマン・ファイリ殿下は、このワークショップのテーマであるリーダーシップとマネジメントについて、イラクの現状を踏まえてプレゼンテーションをされました。(このイベントの概要については、イラク大使館のホームページを参照ください)

プログラムで実施されたセッションのテーマ

・リーダー

・リーダーチーム

・変革における効率的なマネジメント

・利害関係者の帰属化と融合

・行動計画の発展について

・紛争後の再建と公的サービス

・政府職員の能力開発

・日本の戦後復興

東京のスタディツアーでは独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)および経済産業省(METI)を訪問し、日本の石油・ガス・エネルギー政策の現状と将来について検証しました。

この場をお借りして、独立行政法人国際協力機構(JICA)およびイラク共和国石油省をはじめ、ご協力いただいた皆様に感謝します。