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所長からの挨拶
ユニタールアジア太平洋地域広島事務所が設立されてからの三年間は大変緊迫した、挑戦的なものでしたが、また同時にすばらしい学びのときでもありました。ユニタール研修活動にご助力をいただいている専門家の言葉を借りれば「教えることが学ぶための最上の手段」なのです。リソースパーソン(講師)、研修生、ユニタールスタッフの区別なくすべてに信頼関係と相互学習の場を与え、その輪がアジア太平洋地域の隅々にまで広がっていることが私たちの小さなチームが得ることができたもっとも大きな成果といえるでしょう。
管仲引用(文):「一年を考えるときは種をまけ。10年を考える時は木を植えよ。100年を考えるときは人を育てよ。」一年之計
莫如樹谷。十年之計、莫如樹林。終身之計、莫如樹人。
2003年から現在までに800人近い専門家がアジア太平洋、またはそれ以外の地域から広島を訪れ、ユニタールの研修活動に参加しました。彼らの多くは広島での経験に深い感銘を受け、この場所の持つ相反性、つまり荒廃と復活、悲劇と希望、暗い影と現代的繁栄などに心を打たれました。広島に来ると人は思考、瞑想、祈りと活動のために心と観念を開き、人間性、また人は何のために生きているのかということを考えることができます。そして開かれた心を持つことにより学びが促進されるのです。
広島の復興の歴史は国連の歴史と同様の長さを持っています。この60年間に広島の人々はこの場所を社会的・商業的な中心地として、また国民の平和への願いの象徴の場として再建してきました。ユニタールは常に広島から力を得て、そのメッセージを研修活動を通して世界に伝えることに努めています。
ナスリーン・アジミ
ユニタール広島事務所所長
2006年12月
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