2019921日、日本福岡県上毛町―国際平和デーである921日に、「広島・長崎爆心地中間点上毛町―未来へつなぐ平和の架け橋事業」平和祈念式典が、地理的に広島と長崎の爆心地の中間点である上毛町にて実施されました。事業を主導した錦織亮雄氏は、自身が被爆者であるとともに広島の復興に貢献してきた建築家であり、グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアチブ(GLH)で長年コミッティー・メンバーを務めています。当事業では、長崎と広島から送られた被爆樹木を上毛町大池公園の池の両サイドにそれぞれ植樹する取り組みであり、昨年度から始まりました。橋のモニュメントが広島サイドと長崎サイドの真ん中に建てられています。

Green Legacy Hiroshima
Green Legacy Hiroshima
Green Legacy Hiroshima

GLHコミッティー・メンバーの7名とユニタール・スタッフの事務局チームが、植樹式及び平和式典に、九州地方で唯一のGLHパートナーである立命館アジア太平洋大学のファエゼ・マヒチ先生と共に参加しました。植樹式は広島東南ロータリー・クラブが主宰している上毛町の広島・長崎爆心地中間点事業の一部でした。午後からの平和式典では、錦織氏は自身の被爆体験や平和な世界へのビジョンをお話しされました。

Green Legacy Hiroshima
Green Legacy Hiroshima
Green Legacy Hiroshima

この植樹式は錦織氏の平和への取組や視野に感銘を受けたすべての方々―東南ロータリーの皆様、上毛町役場の皆様、GLHの樹木医である堀口力先生といった皆様の献身によって実現しました。GLHやユニタールにとっても、当事業は引き続き長崎と平和を希求していくために連携していくこと、また錦織氏が言っていたように平和と自然の貴さを思い起こすことを鼓舞する、特別な機会をもたらしました。

Green Legacy Hiroshima
Geen Legacy Hiroshima

Midpoint planting ceremony video

About Green Legacy Hiroshima

Green Legacy Hiroshima (GLH) was established in 2011 by two friends, UNITAR’s Nassrine Azimi and ANT-Hiroshima’s Tomoko Watanabe, to safeguard and spread worldwide the seeds and saplings of Hiroshima’s A-Bomb survivor trees and their powerful message for a nuclear-free world and for the respect of Nature.

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