Hanifa Girowal

アフガニスタン独立人権委員会(AIHRC)、オンブズマン補佐

2018年度国連ユニタール広島事務所 アフガニスタン女性のリーダーシップ研修生

ハニファはアフガニスタンで人材育成のトレーナーとして活動しており、新しい知識やツールを学ぶ目的で本研修に参加しました。2018年度の研修には20人のアフガニスタン人女性が参加し、アフガニスタンで第1回ワークショップが開催された後、12月に東京と広島で第2回ワークショップが開催されました。

ハニファはオンブズマン補佐としてアフガニスタン独立人権委員会(AIHRC)で働いています。現在AIHRCではアフガニスタン警察の能力強化プロジェクトを実施しています。AIHRCの主な業務は国連ユニタール広島事務所と同様、能力強化や成人教育で、特に人権関連に焦点をあてています。「女性は社会的弱者であり、女性警察官も同じです。女性警察官の支援がアフガニスタン女性の安全を守り、人権保護にもつながります。」そのためアフガニスタンにおける女性警察の能力強化は非常に重要であるとハニファは考えています。

本研修では社会的説明責任、ガバナンス、ジェンダー平等や持続可能な開発目標(SDGs)など組織強化やリーダーシップ育成に重要な概念を学びました。また、能力強化に関する様々な知識やスキルを実際のプロジェクトで実践する方法も学びました。SDGsのコンセプトをもとにアフガニスタン国内で女性のエンパワーメントに貢献したいと考えています。

 

Hanifa Girowal

前政権下では女性警察官はいませんでしたが、多くの女性が治安維持に女性自身が関わることを強く望んでいました。女性警官が安全な職場環境で働けるよう男性警官にもジェンダー平等研修を実施しています。「女性のエンパワーメント研修は女性が職場で個性を表現できるような支援も含まれます。女性に自信をつけることによってアフガニスタン全体の発展と底上げにつながります。」

広島のワークショップで原爆投下後広島の人々が困難を乗り越え目覚ましい復興をとげた話を聞いて非常に感銘を受け、連帯感を感じたと言います。広島のワークショップで学び、感じたことをアフガニスタンに持ち帰り多くの人と共有したいです。「政情不安や戦争は過去の遺物にしたい。平和なアフガニスタンを造るためには過去の教訓を次世代に伝えていくことが重要。アフガニスタンの子どもたちのためにもよりより未来をつくっていきたい。」これがハニファが描くアフガニスタンの将来像です。国連ユニタール広島事務所はハニファの活動を応援しています。

その他の研修生の声

画像:2018年度国連ユニタール広島事務所 アフガニスタン女性のリーダーシップにて

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