Tahera Fahimi

Organization for Better Tomorrow in Afghanistan(より良いアフガニスタンのために)、プログラムアシスタント

2018年度国連ユニタール広島事務所 アフガニスタン女性のリーダーシップ研修生

「国連ユニタールの研修で学んだ知識を自分が働く団体の関係者と共有し、ニーズの把握と課題解決を通じて最終的にはアフガニスタン社会に還元していきたいです。」

とアフガニスタンのNGOで働くテヘラは言います。

タヘラはアフガニスタンで職業を持つ若手及び中堅の女性のエンパワーメントを目指す2018年度の「アフガニスタン女性のリーダーシップ研修-ガバナンスと持続可能な開発目標(SDGs)」に参加した20人の研修生の中の一人です。研修生はアフガニスタン国内の現状に合わせた内容のニーズアセスメント、ジェンダー平等、エンパワーメントやガバナンスなどについて議論を行いました。

 

タヘラは彼女が所属する団体の活動拠点のバーミヤン県で実施されたリーダーシップ研修に参加した経験があります。しかし、もっと国際的な観点から女性に特化したリーダーシップスキルやエンパワーメントについて学びたいと強く思い応募を決意しました。「以前から国連ユニタール広島事務所のアフガニスタン奨学プログラムの卒業生がアフガニスタン各地で活躍する姿を見ていたので、国連ユニタールの研修がもたらすインパクトに大変期待していました。」とテヘラ。

 

カブールで開催された第1回ワークショップとオンライン講義受講後研修生は各自の組織ニーズアセスメントに着手し、東京と広島で開催された第2回ワークショップに参加しました。国際的に活躍する専門家や国連ユニタール広島事務所職員の講義、平和記念資料館や広島県男女共同参画財団エソール広島を含む現場視察、明治神宮参拝など10日間の日程で幅広い内容の研修が実施されました。タヘラはこの研修で学んだことは何ですかと質問され、重要な学びがたくさんありすぎて答えるのが難しいと答えたほどでした。しかし、彼女の所属団体の強化に必要となる組織ニーズアセスメントと、直面する課題の解決手法を学べたことが一番有意義であったと言います。

Tahera Fahimi

現在タヘラは若者の能力強化を通じた就労支援プロジェクトに携わっています。バーミヤン県では新卒の若者たちの就職難が問題となっており、面接試験までたどり着いても面接官の質問に答えられないという現状があります。就労支援プロジェクトでは履歴書の書き方や面接試験の質問の答え方などを若者に教えています。また、広島平和記念資料館や広島県男女共同参画財団エソール広島の視察を通じて原爆投下後からの広島のめざましい復興に貢献した女性の活躍や役割についても学びました。広島の復興に貢献した女性の結束や連帯感を紹介し、我々も社会に貢献できるとアフガニスタンの女性に伝えたいです。国連ユニタール広島事務所は自分という種を蒔いてくれました、とタヘラ。次は彼女がバーミヤンや他の地方でその種を蒔き、アフガニスタンの将来のために育てていきたいと言います。

画像:2018年度国連ユニタール広島事務所 アフガニスタン女性のリーダーシップ研修およびレセプションでの発表の様子

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