• プロバスケットボールチームを運営する株式会社広島ドラゴンフライズと国連ユニタールは、ともに持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献するため、協力覚書を締結しました。
  • 4月7日に署名式を実施し、広島ドラゴンフライズの浦伸嘉代表取締役社長、ユニタール持続可能な繁栄局長兼広島事務所長の隈元美穂子が今後の協力を確認しました。
株式会社広島ドラゴンフライズの浦伸嘉代表取締役社長(左)と国連ユニタール持続可能な繁栄局長の隈元美穂子(右)

2022年4月7日・広島 ― ドラゴンフライズは、青少年育成などを目的とする「バスケでつながる風景プロジェクト」をはじめ、スポーツを通じてSDGsに取り組んでいます。国連ユニタール持続可能な繁栄局及び広島事務所は、主に開発途上国の人々を対象とした研修プログラムにより同目標のための働き掛けを行っています。

この両者が、それぞれの強みを生かして、①スポーツを通じた平和構築、②持続可能な開発、③格差・不平等の是正、④女性や青少年のエンパワーメントの4つのテーマに基づき、協働して活動することを確認した覚書となります。

署名式では、ユニタールのロゴが入った、広島ドラゴンフライズのユニフォームも紹介しました。

国連ユニタールとは

国連訓練調査研究所(ユニタール)は、1963年の設立以来、研修事業に特化した国連機関として、世界各国の人材開発を支えています。スイス・ジュネーブの本部のほか、ニューヨーク事務所、広島事務所、ボン事務所があり、世界中に様々な拠点やネットワークをもっています。持続可能な繁栄局では、広島事務所とジュネーブ本部の職員がともに、起業やリーダーシップ、貿易と金融、デジタル技術、軍縮などについて世界レベルの知識や技術の共有を進めています。アフガニスタン、南スーダン、イラクなど紛争後復興の過程にある国の人々へのプログラムなどには、広島という立地を生かし、原爆投下後から現在の平和都市に至る過程を一つの復興モデルとして研修に組み込むなど、平和で公正な社会の実現にも貢献しています。

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